【植物-plants】斑入りモンステラとはこんな植物
モンステラ・デリシオサ・ヴァリエガータ 白斑
なにはともあれ魅力を伝えよう
独創的な葉の形になるので、その葉が面白くて育て始めたのがきっかけだったなぁ
多年草の常緑植物(じょうりょくしょくぶつ)なので
一年を通して葉を楽しめる♪
斑は“ふ”と読み、この葉では主に白い部分のことを言うの
育ててみると強い植物で少しのことでは枯れなかったので無精なオリでもつづけられたかもw
このページでは主に品種:斑入りモンステラ・デリシオサ(ふいり)
モンステラ・デリシオサ・ヴァリエガータ
Monstera deliciosa variegata(variegata(ヴァリエガータ)は英語で斑(ふ)をさす)
ホウライショウ(Monstera deliciosa モンステラ・デリシオサ)の斑入り品種
の中で白斑のモンステラを紹介しています。
(黄斑も存在する)
モンステラの斑は日本の斑の分類では三光斑(さんこうふ)、白斑(しろふ)、散り斑(ちりふ)、掃け込み斑(はけこみふ)などにあたる。
白斑の斑入りモンステラの葉の様子
ハーフムーンと呼ばれる半分が斑だけの葉
フルムーンと呼ばれる斑だけの葉も出る。
だが余り好ましくない場合が多い
フルムーンは綺麗ではあるが、葉緑素がほぼ無い為に成長力が著しく削がれる。
フルムーンが出る場合、前の葉や茎自体が斑の部分が増えている場合が多いため
このままトップが成長を続けられなくなる場合が多い。
白覆輪 はくふくりん
画像は、ほぼフルムーンに近いが覆輪もたまに出ることがある。
葉の中心に緑が入り白斑で覆っている。
三光斑(さんこうふ)
ざっくり言うと三光斑とは、一枚の葉に三色の色合いが出現する斑入りの事をいいます。
薄いグリーンが入っているのが中間色で三色はいっています。
モンステラは主に三光斑の類のようです。
特別な斑入りに出る葉ではなく、斑入りカブなら育てているうちに新葉として出ることがあります。
私は三光斑のバランスがいい葉が出ると凄く嬉しい大好きな葉です!
茎や茎から伸びる葉や気根(きこん)と呼ばれる根の様子
【気根(きこん)と根】
気根の役目は空気中の水分を吸ったり
茎を支える(他のものに絡みついたり)するのが主な役目だが
モンステラの場合は地中(土中)に入ることで水や栄養を吸うための根に変わる。
下記画像の赤点線、右側(茎側)は地上部で気根として伸びている。
左側は土中に入り、気根から根となり白く変わる。
こうなることで土中から水や栄養を補給する根に変わる。
その為、鉢からはみでる余分な気根は切ってしまっても構わないが
鉢を大きくしたり、株分けをしなければならないこともあるので
残せるだけ残したりしています。
切るときは気根が枯れる以外は少し長めで切っておくようにしています。
地上にある気根の時は支えるためもあり硬いのですが
地中に入ると柔らかくなります(色も白く)
植物って面白いです。場所により様々な進化をしているのがよくわかります。
新しい葉が出てくるとどんな形、どんな模様になるかワクワクする
成長点(せいちょうてん)
赤点線内の楕円で少し膨らんでいるところが成長点と呼ばれる部分。
モンステラ場合。茎の一節に一つある。
葉が生えている場合、葉に守られているので見えない。
基本的には頂芽と呼ばれる新しい葉のところにある成長点で太陽に向かって新葉を展開していくが、
折れたり何らかの問題で頂芽が失われた場合はここから新しい葉を出し、茎を伸ばして育っていく。
株分けなどするときに利用する。
画像↓のような葉のデザインがインテリアや雑貨などによく使われている。
様々なデザインがモンステラのモチーフとしてハワイなどでも使われているのをご覧になったことがあると思います。
品種
モンステラ・デリシオサ・ヴァリエガータ
Monstera deliciosa variegata
ホウライショウ(Monstera deliciosa モンステラ・デリシオサ)の斑入り品種
このページで紹介するのは白斑のモンステラです。
モンステラ・デリシオサ・ヴァリエガータとは
【画像↓】斑の入っていないモンステラ・デリシオ
新葉
モンステラを育てる人達の間では『ドリル』と呼ばれている。
下記画像は、ある程度育ったモンステラが新葉を展開するときのシンバの様子
このドリルのように出てきた葉が展開していく
葉に切れ込みや穴が有るためこのように見える。
その為、新馬が出て展開する前を『ドリル』という表現がよく使われている。
同タイプ
モンステラ・ボルシギアナ・ヴァリエガータ
マドカズラ(アダンソニー)・ヴァリエガータなど
【画像↓】マドカズラ(アダンソニー)(斑なし)デリシオサ(モンステラ)と違い切れ込みはできずに、穴が開く
モンステラ・デリシオサの植物分類など
学名:Monstera(英語)
モンステラ、
ホウライショウ(鳳来蕉)(日本語)
科名:サトイモ科 Araceae
属名:Monstera(モンステラ)属 (和名属名:ホウライショウ属)
タイプ種: モンステラ・デリシオサ・ヴァリエガータ
Monstera deliciosa variegata
モンステラ・デリシオサの
斑入り(ヴァリエガータ)
(クロロフィルが欠乏、葉緑素が欠乏)
品種:
モンステラ・デリシオサ・ヴァリエガータ
Monstera deliciosa variegata
原産地:熱帯アメリカ
和名: モンステラ・デリシオサ・ヴァリエガータ(またはデリシオーサ・バリエガータや斑入りモンステラ、斑入りホウライショウなど)
英名:Monstera deliciosa
モンステラ・デリシオサの特徴
植物の生態も色々あって面白い!
同種のボルシギアナと似ている。諸説あり
【見分け方】
※諸説あり環境により変化しますが
代表的と思われる特徴を記しておきます。
①茎の特徴 短くつまる。
違いとしてあげられる点には
下記画像のように茎の節間がつまっているのが、デリシオサと言われる。
ただ同じデリシオサのカブから小カブをわけた場合でも、育て方で節間は変わってしまう。
②葉の付け根の特徴 向きを変えられる
成熟した葉がわかりやすいので成熟した葉を例としました。
デリシオサの葉は日の光を効率的に受けれるように角度を変えられるようになっている。
その為に下記画像のようにシワができたり、可変する部分の両側にヒダができたりする。
夏は太陽が高くなるので上を向いたり
冬は太陽が低くなるのでねかしたり